浄化槽に潜む危険!!
今回紹介させていただくのは、浄化槽に潜む危険の中でも虫による危険を紹介させて頂きます。
浄化槽に発生する虫といっても何種類も居ますがその中でも主なものを紹介します。
1、チョウバエ
細菌の運搬者になる可能性があります。また、幼虫が人の泌尿生殖器、消化器、眼瞼などに迷入してハエ症を引き起こすことが知られています。
2、蚊
蚊のほとんどの種が吸血性で、マラリア、フィラリア、黄熱、デング熱、脳炎などの危険な感染症の媒介者でもあります。
3、ミズアブ
屋内に飛来しやすく、食品への混入といった事故も比較的多い。人体内からウジが排泄された事例もある。
ミズアブの幼虫は浄化槽から排水管をつたって屋内に侵入することもある。
こういった害虫の危険があるため、害虫対策をオススメ致します。
浄化槽では上から吊るすタイプの殺虫剤を使用することが多く、以前は有機リン系の「ジクロルボス」が中心でしたが、
中国製冷凍餃子に含まれ中毒患者が発生した事件もあった様に、毒性が強く徐々に減ってきています。
変わって哺乳類には影響が少ない「ピレスロイド系」が中心になってきています。
害虫の種類により効果の強弱があり、一般の殺虫剤では効果が弱いので浄化槽専用の殺虫剤が販売されています。